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輸入食品の安全監視巡る学習会 ゲノムや中国産など質問相次ぐ🔓

全国消費者団体連絡会は1月22日、オンライン学習会「輸入食品て安全なの?」を開催した。毎年開催している人気の学習会で、今年は例年を上回る62名が全国から参加し、輸入食品の安全性に関する関心の高さをうかがわせた。意見交換でも消費者から様々な質問が飛び交い、ゲノム編集食品の輸入監視状況、中国産食品の安全性、新型コロナ禍の食料安全保障などについて、厚生労働省輸入食品安全対策室の蟹江誠室長が回答した。

輸入食品の監視体制を説明する厚労省輸入食品安全対策室の蟹江誠室長(右)。今年はオンライン開催となり、例年を上回る参加者が鋭い質問を投げかけた(写真は全国消団連提供)

厚労省は来年度(2021年度)のモニタリング検査として、前年比300件増の約10万件を実施する方針。蟹江室長は健康影響リスクの高いリステリア菌などの病原微生物、アフラトキシンなどのカビ毒などを中心に強化する方針だと報告した。

意見交換では、各地の消費者団体から輸入食品の安全性に関する質問が相次いだ。全大阪消費者団体連絡会の飯田秀男事務局長はゲノム編集食品の輸入監視状況について質問。蟹江室長は「輸入品、国内品問わず本省にまず相談することになっている。相談を受けた食品が遺伝子組み換え食品か、もしくはゲノム編集食品に分類されるのかを…(以下続く)

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