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<ブルボン>プラトレー不使用のスリム包装4品発売

環境配慮の取り組みを進めるブルボン(新潟県柏崎市、吉田康代表取締役社長)は1月から順次、プラスチックトレー不使用で、内容量を変えずにスリム包装を採用した「80kcal」シリーズ4品を発売していく。同社オリジナルの「eco包装マーク」をつけて、独自の取り組みを消費者にアピールする。

内容量を変えずにプラスチックトレー不使用・スリム包装としたブルボン「80kcal」シリーズ4品

80kcal」シリーズでは、時代に応じて環境配慮の取り組みを実施してきた。20023月に「天然酵母のクラッカー」を発売して以来、数次に渡りプラスチックトレーや外装材料の薄肉化を進めてきたほか、大気中の揮発性有機化合物の排出削減につながる水性インキによる印刷を採用するなどした。今回は更なる取り組みとして、プラスチックトレーの使用をやめ、体積を小さくしたeco包装を実現した。

eco包装の採用により、同シリーズ全体で年間約41トンのプラスチック使用量を削減できる見込み。また、販売店での陳列の効率向上、プラスチックゴミ削減やエネルギーの軽減などにもつながるという。

商品に表示されるブルボンオリジナル「eco包装マーク」には「環境に配慮してプラトレーを外しました。」との文言が記載され、ハートマークをイメージさせるデザインが採用されている。4商品は「天然酵母のクラッカー」、「五穀のビスケット」、「豆乳のウエハース」、「大麦のクラッカー」。いずれも1袋当たり80キロカロリーに設定されている。希望小売価格230円(税別)。

(本紙「ニッポン消費者新聞」2月1日号より転載)

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