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オーブントースターで火災 危険な使い方、知らない人多く🔓

マーガリン

■「テーブルタップに接続」「バター・ジャム塗ったパンを焼く」「使用中に本体から離れる」は危険

火を使わず、手軽に使える調理器具として広く普及するオーブントースターで、発火ややけどなどの事故が発生しているとして、東京都が注意を呼びかけている。都の実態調査では、約4割の人が庫内の清掃を「一度も・ほとんどしていない」と回答。危険と知りながらテーブルタップや延長コードに接続して使っている人が1割以上いることもわかった。都は定期的な清掃・点検と安全な使用をアドバイスした。

都内では2018年までの10年間に、電気トースターによる火災が113件起きていた。近年、増加傾向にあり、18年は19件と過去10年間で最多だった。また、都内の消費生活相談窓口にも、18年までの過去5年間に63件の危害事例が寄せられ、「秋刀魚を焼いたら庫内で炎がでた」、「開閉口が非常に熱くなり、軽いやけどを何度かした」、「鮭の切り身を加熱中に突然ガラスが割れた」などの事故が起きていた。

そこで都は19年10月、オーブントースターを使用する都内20歳以上の男女2千人を対象に調査を実施。その結果、「庫内の食品が発炎・発火した・しそうになった」人が14.4%…(以下続く)

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