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「ウイルス検出」と警告 遠隔でPC乗っ取り 悪質手口横行🔓

目立つ高齢者被害 消費者庁が悪質手口に注意呼びかけ

パソコン操作中に突然「あなたのコンピューターからウイルスが見つかった」「すぐ電話をしてください」などの表示と警告音が出て、不安にかられた消費者が電話すると「パソコンの修復とセキュリティ保護のサポートが必要」と告げ、サポート代金と称して多額の金銭をだまし取る悪質事業者が横行している。

突然パソコン画面に表示される偽の警告の一例。高齢者被害が多い(消費者庁にて)

各地の消費生活センターにはこの1年あまりですでに800件を超える苦情相談が殺到、最高被害額は約280万円。直近被害では自分のパソコンが遠隔操作で乗っ取られ、105万円を詐取された上に、室内をウェブカメラで撮影された女子大生の被害例も報告されている。

消費者庁は、警告とともに電話をかけるよう求めてくる表示を見ても絶対に連絡しないこと、電子マネーを購入させてコード番号を通知させるのは典型的な詐欺行為、絶対に支払いには応じないこと、など、消費者に注意を呼びかけている。事業者はカタコトの日本語で対応する例が多いとされるが…(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」3月1日号より一部転載)

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