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開封しにくい食品包装、豪団体が事例収集 苦情の声あげて🔓

豪州消費者団体Choice

開封が困難な容器包装に対して「ラップ・レイジ(wrap rage)」という新語ができるほど、消費者にとって大きなストレスを感じるもの。このたび、豪州の消費者団体CHOICEがSNS上で食品包装の開封を巡る失敗談を募集したところ、「強く引っ張ったら中身をぶちまけてしまった」「開かないので歯で引きちぎった」など多数の事例が寄せられた。同団体は消費者側ができる対策として「企業に苦情を申し立てて改善を促してほしい」と呼びかけている。

パウチ製品の側面に切り込みがあり、「ここから開ける」という説明文に従って引っ張ったが、きれいに開封せず、さらに力を入れて引き裂いたら、今度は中身をぶちまけてしまった――などの失敗は誰もが一度は経験したはず。CHOICEのもとには多数の事例が寄せられた。

特に多くの人を悲しみの淵に陥れたのが、ボトルやチューブの中ふたシール。指の力が弱かったり、手が濡れたりしていると、シールをはがすためのタブがうまくつかめず、歯でタブを引き上げて開けることもしばしば。高齢者や障がい者、関節痛を持つ人にとっては…(以下続く)

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