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残り野菜で「もったい菜漬け」 ミツカンと京都市がレシピ開発

ミツカングループは京都市との食品ロス削減取り組みの第二弾として、お酢で残り野菜をおいしく活用した「もったい菜漬け」のレシピを共同開発した。お酢の抗菌効果で日持ちし、常備菜としての活用を提案。アレンジメニュー11種類を冊子やミツカンホームページで公開している。

ミツカンは昨年8月に京都市と食品ロス削減に関する連携協定を結び、第一弾として「もったい鍋」メニューを共同開発し、京野菜を残さずおいしく食べる提案を行った。

京都市内のスーパーなどで配布された食品ロスゼロプロジェクト冊子「もったい菜漬けがいどぶっく」

今回の「もったい菜漬け」レシピはその第二弾。余らせがちな食材や普段捨ててしまうような野菜の部位を、誰もが簡単に作れる酢漬けでおいしく救済する取り組みとなる。11種類のレシピを用意し、ブロッコリーの芯をザーサイのような食感でいただくレシピやあまり野菜でつくるカラフルな酢漬け(「あまり野菜のもったい菜漬け」)などを紹介した。さらに、作った「あまり野菜のもったい菜漬け」をタルタルソースにアレンジするレシピも提案。細かく刻んだもったい菜漬けとゆでたまごをマヨネーズをあえれば「さっぱりタルタルソース」が完成し、唐揚げや魚のフライとともに楽しめる。

京都市では冊子「もったい菜漬け!ガイドブック」を市内スーパーなどで配布した。ミツカンは同社ホームページ内に特設ページを設け、第一弾の「もったい鍋」、第二弾の「もったい菜漬け」の作り方などを紹介。ガイドブックもPDF版を公開している。

(本紙「ニッポン消費者新聞」4月1日号より加筆の上転載)

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