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BEUC新会長に独vzbvのクラウス・ミュラー氏就任

欧州32カ国の46団体でつくるBEUC(欧州消費者機構)は5月20日、年次総会を開き、ドイツの消費者団体vzbvのクラウス・ミュラー(Klaus Muller)代表を新会長に選出した。副会長にはポルトガルの消費者団体DECOのルイス・シルベイラ・ロドリゲス(Luis Silveira Rodrigues)氏が選ばれた。任期は4年。

BEUC会長に就任した独vzbvのクラウス・ミュラー氏。1971年生まれの50歳(BEUCプレス発表より)

BEUCの発表によると、クラウス・ミュラー氏は経済学を専攻し、国会議員(緑の党)の経験を持つ。2006年に政界を去り、ドイツで人口が最も多いノルトライン=ヴェストファーレン州の消費者協会事務局長に就任。14年にvzbv事務局長となり、17年からBEUCの実行委員会メンバーも務めていた。vzbvの資料によると、1971年生まれの50歳。

一方、ルイス・シルベイラ・ロドリゲス氏は弁護士で、現在、DECO副会長。1997年から法務部長としてDECOに参画。RAIZインターナショナルアクティブラーニングスクールの共同創設者でもあり、BEUCでも能力開発トレーニングのトレーナーを務めるなどした。

BEUCは欧州で強い影響力を持つ消費者連合組織。今後、会長、副会長を含む11人のエグゼクティブが定期会合を開き、意思決定していく。

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