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家の水たまりをなくせ! 仏消費者団体がヤブカ対策呼びかけ

フランス消費者同盟

欧州でヒトスジシマカ(いわゆるヤブカ)の生息地域が年々広がり、フランスでも蚊が媒介するチクングニア熱やデング熱の症例が報告されている問題で、仏消費者団体UFCは6月24日、蚊の産卵場所となる家の周囲の水たまりをなくす対策をとるよう呼びかけた。「あなたを刺すヤブカはあなたの家で生まれている」と指摘している。

UFCによると、ヤブカの飛行距離は半径150メートル以内と狭く、家の周囲が産卵場所になっている可能性が高いという。小さなプラスチック製キャップにたまった水にも産卵し、1回につき100~150個を産み付ける。水たまりができやすい植木鉢やジョウロなどは要注意。バルコニーやテラス、庭などをチェックし、近隣住民と一緒になって対策をするよう呼びかけた。

UFCは「蚊に刺されて、かゆみを感じるだけの時代は終わった。ヤブカがフランスの大部分に定着し、もはや感染症の恐怖にさらされている」と警告している。

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