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携帯用扇風機のバッテリー破裂に注意 2年間に37件発生🔓

手に持ち、顔に近づけて使うことの多い携帯用扇風機。2019年度から2020年度の2年間に、製品に内蔵したリチウムイオン電池の発火・破裂事故が37件発生し、2人がやけどを負っていたことが、NITE(製品評価技術基盤機構)の調べでわかった。

バッテリーの発火・破裂事故が相次ぐ携帯用扇風機。取り扱いを誤ると正常な製品でも起こりうるという(NITE事故再現映像より)

事故品はいずれも海外製で、製造不良やバッテリーの不具合が原因。NITEは「安くて手軽に買える製品だが、海外製や販売元が不明な製品で事故が起きている」と指摘。「リチウムイオン電池には、灯油と同レベルの危険物である電解液が使われている。落とすなどして衝撃を与えてしまった場合は使用を中止し、事業者に相談してほしい」と注意を呼びかけている。

37件の事故のうち12件で火災が発生。充電中の事故が目立つほか、使用中や保管中にも起きていた。人的被害も起きていて…(以下続く)

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