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米コストコ、コロナ対策の高齢者特別営業廃止へ 通常営業に

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コロナワクチンの接種が進み、経済・社会の正常化を目指す米国。会員制量販店のコストコは7月26日から、新型コロナウイルス対策として実施してきた「シニア特別営業時間」を廃止すると発表した。コロナ感染拡大後、約1年4カ月実施してきたが、通常営業に戻るという。

シニア特別営業は、重症化しやすい60歳以上の高齢者、障害者、免疫疾患患者を対象とした買い物優遇措置。営業時間前の1時間を割いて、社会的距離を保ちながら買い物できる環境を提供してきた。特別営業時間は地域によって異なるが、主に月~金曜日の午前9時~10時に実施していた。

ウォルマートやターゲットなど小売り各社も高齢者・医療関係者を対象に専用の買い物時間枠を設けてきたが、コストコに追随し、通常営業に戻る可能性があるという。消費者団体などは「特別営業を利用している人は各店舗に確認してほしい」と呼びかけている。

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