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ウィンドウズ11リリース迫る 英消費者団体がMSに念押し

英国の消費者団体Which?

10月5日にリリースされる米マイクロソフト(MS)のパソコン用OS「ウィンドウズ11」――。英国の消費者団体Which?はこのほど、新機能やアップグレード方法を紹介するとともに、前バージョン「ウィンドウズ10」のリリース当時の混乱を振り返り、「MSが消費者からの反発を教訓としていることを願っている」と念を押した。

2015年にリリースされたウィンドウズ10では、更新通知が頻繁に現れたり、自動的にアップグレードされたりするトラブルが世界中で発生。日本でも「自動的にアップグレードが始まり、ソフトが使えなくなった」などの苦情が相次ぎ、消費者庁が注意喚起する事態となっていた。

Which?は「ウィンドウズ11はオプションの更新プログラムなので、必要性を感じなければアップグレードする義務はない」と指摘。「そうとは言えMSは過去に、半ば強制した過去がある」と釘を刺した。

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