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【米国】イチゴ画像巡るケロッグへの集団訴訟は「氷山の一角」🔓

米国で10月19日、イチゴの画像をパッケージにあしらった「ポップタルト」と呼ばれる菓子を巡り、実際はイチゴの含有量が少なく消費者を誤解させたとして、ニューヨーク州やイリノイ州に住む女性らが米食品大手ケロッグを相手取り、500万ドル(約5億7千万円)の支払いを求める集団訴訟を起こしたことがわかった。

問題指摘されたケロッグ「全粒粉フロスト・ストロベリートースターペストリー」のパッケージ表示(訴状より)

これを受け非営利団体の公益科学センター(CSPI)は11月4日、「この事例は(食品業界における)氷山の一角であり、スーパーの棚には果実や野菜の含有量について誤解を招きかねない製品が数多くある」とコメントをブログで公表し、野菜スナックやフルーツジュースなどの事例を紹介。この問題を解決するには法規制が必要だとして、欺瞞的なパッケージ表示を規制する食品表示近代化法案の審議を早急に始めるよう議会に求めた。

訴状などによると、集団訴訟が提起されたケロッグ製品は「全粒粉フロスト・ストロベリートースターペストリー」。「ストロベリー」の単語が入った商品名とともにパッケージ前面にイチゴの画像が使われ、赤いイチゴ色したフィリング(クリーム)が表示されている。しかし、実際のイチゴの量は少なく…(以下続く)

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