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【豪州】自動車にもオンブズマン制度を 要求強まるも州は沈黙🔓

中古車を巡る苦情相談が相次ぐオーストラリア。消費者法により一定の消費者保護が図られているが、うまく機能せず、トラブルの防止にはつながっていないようだ。豪州の消費者団体CHOICEは12月8日、ビクトリア州に住む男性のトラブル事例を示し、同州で自動車オンブズマン制度を求める草の根運動が広がっていることを紹介した。男性は「今の法制度は立証責任を購入者に負わせるなど、消費者のために機能していない。大量の苦情を第三者が迅速に解決するオンブズマン制度を自動車取引にも設置すべきだ」と訴えている。

CHOICEによると、男性は2019年、メルボルンの中古車ディーラーで08年型のホールデン「オメガ」を購入。光沢を放つ車体に興奮を覚えながら車を走らせて45分もたたないうちにエンジンが故障。以降、これまでの2年間、修理に出しても故障が続き…(以下続く)

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