サイトアイコン WEBニッポン消費者新聞

リボ払いに気をつけて 兵庫4団体「18歳は大人」セミナー🔓

2021年度「ひょうご消費者セミナー」が2月11日行われ、C・キッズ・ネットワーク理事長でひょうご消費者ネット理事の大森節子さんが成年年齢引下げを巡る注意点について講演した。消費者教育に取り組む大森さんは若者に多いトラブル事例を数々紹介し、特にリボルビング払いについて詳しく解説。「借金を繰り返してしまい、高額な手数料を支払い続けるおそれがある」とし、手数料を考慮してクレジットカードの返済方法を選ぶよう呼びかけた。

リボ払いの落とし穴について解説する大森節子さん。大人の仲間入りをする若者にエールを送るとともに積極的な消費者行動を呼びかけた(2月11日、写真はWEB画面より)

同セミナーはひょうご消費者ネット、消費者支援機構関西、兵庫県生活協同組合連合会、生活協同組合コープこうべの4団体共催。兵庫県消費者教育支援事業の助成を受け、県立消費生活総合センターからオンラインで配信された。

講師の大森さんは1997年から兵庫県を地盤に出前講座などの消費者教育を実践。第4次・第5次消費者委員会委員を務めるなど活動の幅を広げてきた。

「18歳はもう大人~被害者にも加害者にもならないために~」をテーマに講演した大森さんは、若者被害の多いマルチ商法や健康食品・化粧品の定期購入、美容医療などについて事例をあげながら解説。特にクレジットカードのリボルビング払いについて注意を呼びかけた。

大森さんがリボ払いの落とし穴として挙げたのが▽支払いが長期間続く可能性がある▽借りたお金に対し、手数料が高額になるおそれがある▽使い過ぎに気付きにくい――などの点。「翌月一括払いなら使い過ぎに気付くが…(以下続く)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン

モバイルバージョンを終了