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<ダイドー>紙おむつ自販機の設置拡大 鉄道駅や商業施設にも

ダイドードリンコはこのほど、ベビー用紙おむつ自販機を大型商業施設アリオ店舗に初設置した。子育て世代の外出を応援する取り組みの一環。これまでは道の駅を中心に同自販機の設置を進めてきたが、鉄道の駅や商業施設へと拡大させている。

アリオ1階の授乳室前に設置された紙おむつ自販機。飲料とは別の取り出し口が用意されている(発表資料より)

今回の設置場所は千葉市の大型商業施設アリオ蘇我店。施設を運営するセブン&アイ・クリエイトリンク(東京都千代田区)の賛同を得て、2月22日に店舗1階の授乳室前に設置した。お茶や水、スポーツドリンクなどの飲料とともに大王製紙のベビー用紙おむつを販売していく。

紙おむつ自販機は、国土交通省の子育て応援施設の整備方針を受けて、ダイドードリンコ、大王製紙、セコム医療システムの3社が取り組みとして開始したもの。2019年10月から道の駅への設置を進め、昨年10月には39都府県で計200台を達成。近年は鉄道会社が賛同し、大阪メトロの扇町駅、西長堀駅、住之江公園駅、西梅田駅、北浜駅、阪神電気鉄道の大物駅に設置するなど取り組みが広がっている。

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