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【米国】グーグルのスマホ、個人の修理可能に 非営利団体が歓迎

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グーグル製スマートフォン「Pixel」の修理部品が年後半にも販売されることを受け、米国の非営利団体U.S.PIRGは4月8日、歓迎する声明を出した。同団体は「消費者の修理する権利」を勝ち取るキャンペーンを展開中で、「グーグルの新しい修理プログラムはユーザーと地球にとって朗報だ」とコメントしている。

グーグルが8日、持続可能性に関する方針を公表。年後半にも「Pixel2」から「Pixel6 Pro」モデルの純正修理パーツをifixit.comで販売することを決めた。バッテリーやディスプレイ、カメラなどの個別パーツに加え、ドライバーなどの修理ツールを同梱した修理キットも販売する。これにより機器に詳しい個人や独立した修理業者も修理が可能になり、ユーザーの選択肢が増えることになる。

U.S.PIRGによると、修理する権利法は19州で提案や審議が行われているほか、米上院・下院で超党派から法案提出されている。さらに対象製品もスマホやタブレット以外に家電製品、消費者用デバイス、電動車いす、農機具などへと広がりをみせているという。

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