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果物ジュースの鉛ガイダンス値 米当局が引下げ案 不十分との声🔓

コンシューマーリポート

離乳食の重金属汚染が社会問題化したことを受け、米食品医薬品局(FDA)が昨年から「ゼロアクションプラン」(限りなくゼロに近づける行動計画)に取り組んでいる。その一環として4月27日、フルーツジュースの鉛ガイダンス値を現行の50ppbから大幅に引き下げる計画案を提示した。しかし早くも異論が噴出し、米消費者団体コンシューマー・リポートなどが「不十分だ」との見解を示した。

計画案は現行の鉛ガイダンス値50ppbを引き下げ、リンゴジュースで10ppb、その他のフルーツジュースで20ppbとするもの。一見すると大幅な引き下げに思えるが、コンシューマー・リポートは「FDAが示した案は業界の大部分がすでに満たしているレベルのもの。公衆衛生の保護が目的ではなく、業界の取り組みを称賛しているかのように見える」と指摘した。Environmental Defense Fund(EDF)も…(以下続く)

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