6月7日の国連「世界食品安全の日」（World Food Safety Day、WFSD）に向け、食品安全委員会の山本茂貴委員長は5月24日、YouTubeにメッセージ動画を公開した。食品安全委員会がこの活動に参加するのは昨年に続き2回目。WFSD当日は共通のハッシュタグを用いて、ツイッターやフェイスブックでも情報発信していく。
山本委員長のメッセージ動画は2分18秒。委員会の取り組みを紹介するとともに、生産・加工・流通・消費の各段階で行政・生産者・事業者・消費者がバトンを渡しながら、それぞれが責任ある行動を取ることで食の安全が守られていることを解説した。山本委員長は「当日はそれぞれの取り組みについて、共通のハッシュタグをつけて発信し共有しよう」と参加を呼びかけた。
今年で4回目となるWFSDのテーマは「より安全な食品で、より良く健康に」。国連は「健康と福祉を維持するには、安全で栄養価の高い食品が欠かせない。食品の安全性は我々全員の手にゆだねられている」とし、全世界に向けて参加と行動を呼びかけた。