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アートネイチャー、ホワイト企業アワードW受賞 社員の介護支援

アートネイチャー

毛髪に関する総合サービスを提供するアートネイチャー(東京都渋谷区、五十嵐祥剛代表取締役会長兼社長)は、日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)主催の「第8回ホワイト企業アワード」において、「最優秀賞」と「仕事と介護の両立部門」をダブル受賞した。介護に直面する社員を支援するため「仕事と介護の両立支援ガイド」を作成するなど、社内制度の整備にいち早く取り組んできたことが高く評価された。

同社は社員の適切なワークライフバランスの実現に向けて取り組みを進めており、その一環として、仕事と介護を両立するための支援制度の構築と社内での理解促進に注力してきた。

取り組みの一つが『仕事と介護の両立支援ガイド』の作成。社内制度や公的介護保険を紹介するとともに、介護に関する基礎知識などを掲載。社内イントラネットに掲示することで、社員が必要な時にいつでも確認できるようにした。

また、介護支援に関する社内セミナーを展開。介護の実情と支援制度の理解促進に努めてきたほか、支援制度を活かせる職場風土を醸成するために、管理職向けの社内セミナーを開催してきた。

ホワイト企業アワードは日本全国の企業による働き方改革の取り組み事例が集まる国内最大のホワイト企業イベント。企業のホワイト化を総合的に評価する国内唯一の民間認定制度で、第8回目となる今回は9部門に212社がエントリーし、16社が受賞した。アートネイチャーはこれまでも積極的にエントリーし、第2回アワードでイクメン支援部門大賞(東日本)、第3回アワードで育児支援部門大賞とイクボス部門大賞、第5回アワードで働きがい部門受賞、第7回アワードで健康経営部門受賞を獲得してきた。

今回の最優秀賞について、ホワイト財団は「アートネイチャーでは2018年から率先して取り組みを行っており、さらにプロジェクトメンバーに介護経験者がいない中で、制度の整備まで実現したことは特筆すべき点だ。想定課題に全社的に取り組み、成果を出すということは日本企業全体のモデルケースとなるものだ」と評価。一方、アートネイチャーは「今後も安心して働ける職場環境作りを推進していく」としている。

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