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浜松市の発達支援学級向け教材最高賞 契約を学習、社会参加促す🔓

消費者教育支援センターは6月27日、都内で「消費者教育教材資料表彰2022」の表彰式を開催し、最高賞となる内閣府特命担当大臣賞に輝いた浜松市に伊藤明子消費者庁長官から表彰状が手渡された。浜松市が作成した教材は小・中学校の特別支援学級での活用を想定した教材。伊藤長官は「成年年齢引下げへの対応が特別支援学級にまで十分行き届いているとは言えない状況。こうしたわかりやすい教材が出てくることは大変ありがたい」と語った。

消費者教育教材資料表彰の受賞者と記念撮影に応じる伊藤明子長官(前列中央)(6月27日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて)

最高賞に輝いたのは浜松市が昨年3月に発行した「人・地球にやさしい消費者になろう!~契約って何?~」。小・中学校発達支援学級に主眼を置いた教材で、イラストカード、ロールプレイングのシナリオ、掲示用フリップ、指導ガイドなどがセットされている。

小学校学習指導要領に新たに位置付けられた「売買契約の基礎」や「物資・サービスの選択に必要な情報・整理の仕方」に対応した内容で、「買い物の順番は?」「契約とは?」「支払方法は?」「どれを選ぶ?」「マークをさがせ!」の5つで構成。カードを並べることで買い物の手順や消費者の役割を理解し…(以下続く)

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