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電動一輪車発火、米当局が廃棄呼びかけ メーカーがリコール拒否

中国のキングソング社(King Song Intell Co. Ltd.)が製造した電動一輪車のバッテリーが発火し、2人が負傷したとして、米消費者製品安全委員会(CPSC)は7月12日、購入者に使用中止と製品の廃棄を呼びかけた。キングソング社と米輸入販売事業者EWheels社がリコールを拒否しているため、CPSCが消費者に警告を発した。

使用中止と廃棄が呼びかけられたキングソングKS-16S電動一輪車(CPSCプレスリリースより)

問題の製品はキングソング電動一輪車「KS-16S」モデル(ホワイト、シルバー、マットブラック、ブラックの4色)。バッテリーパックから発火して2人が煙を吸い込んで負傷したほか、商業ビルへの重大な物的破損を引き起こした。また、同製品に関連した火災が1件発生していた。

CPSCが製品テストをしたところ、バッテリーパックが異常過熱して発火する危険性があることがわかった。EWheels社の通販サイトなどで1200~1350ドル(17万円前後)で売られたという。

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