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米コカ・コーラ、緑色のペットボトル廃止へ スプライトが透明に

米コカ・コーラは8月1日から、炭酸飲料「スプライト」に用いていた緑色のペットボトルを透明のボトルに切り替えた。緑色のペットボトルはリサイクル原料として衣類やカーペットに使われていたが、使用済みペットボトルをペットボトルへと再生する「水平リサイクル」には変色などの面から不向きだった。

色の付いたペットボトルから、透明なペットボトルへと切り替える米コカ・コーラの製品群(同社プレスリリースより)

今後はフレスカ、シーグラム、メローイエローのペット容器の透明化を進め、数カ月かけて全ブランドに透明なペットボトルを採用する計画だという。

同社は「リサイクルペットの需要が供給を上回っているため、製品ポートフォリオ全体で100%再生ペット使用を達成するためには、高品質な原料を持続可能的に調達できる体制を構築する必要がある。今回の取り組みは最初のステップだ」とコメントしている。

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