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ヒーブ協議会「実践BOOK」発表、社内での残念な体験談を収録🔒

◎「上司の顔色を優先」「場に合わないからと発言避ける」……、改善へのヒントも提示

働く女性の横断的組織・一般社団法人日本ヒーブ協議会(代表理事・中村尚美さん)は7月26日、公開講演会を開き、「本音で共創する組織づくりへの挑戦」と題する「実践BOOK」を発表。会員たちが会社で体験した残念なこと、突破すべきことなどを本音で語り、本気で改善していくためのヒントを提示している。企業だけではなく、時代に適う組織と新しい価値創造の必要性を認識している行政・業界団体であれば避けて通れない盛りだくさんの指摘を含んだ内容だ。

実践BOOK「本音で共創する組織づくりへの挑戦」の作成意図や利用方法などが発表された公開講演会(7月26日、都内にて)

この「BOOK」は「本音で共創する組織づくりへの挑戦、生活者視点の価値を生みだす社会へ」という名称で「進化する実践BOOK#1」と題されている。今後、「#2」「#3」へと発展発行されることも推測される。日本ヒーブ協議会のホームページで公開され、幅広い活用が期待される内容だ。

日本ヒーブ協議会(代表理事・中村尚美さん)は今年の活動テーマを「三位一体のデザイン型共創社会へ向けたアクション~Innovationのつぼみを膨らませよう~」と位置付け、“幸せ価値共創者”としてのヒーブのビジョン、ヒーブが集うチームとしての日本ヒーブ協議会のビジョンを検討している。7月26日、新型コロナ感染防止に向け「会場参加」と「リモート形式」のハイブリッド方式で開催された公開講演会では、代表理事の中村尚美さんが、生活者と企業とのパイプ役のヒーブのミッションや役割を説明、「誰もが自分らしさを発揮して混じり合い、生活者視点の価値を生み出していける社会、そのような社会を構築していくことが日本ヒーブ協議会の目標。この目標をヒーブのパーパスとして提示していく」とあいさつ。

発表したBOOKについて「ヒーブのパーパス実現」への実践例と位置付け、誰もが自分らしさを発揮できるヒントが詰まったBOOKとしてまとめたことを紹介した。実践BOOKは、ヒーブの会員が目の当たりにした職場内での困ったこと、残念な出来事、課題解決の鍵などを盛り込んだもので……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」8月1日号より一部転載)

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