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野菜摂取状況、指で測定 農水省内に「ベジチェック」設置

農林水産省

農林水産省は8月18日、日ごろの野菜摂取状況を手指で測定できる「ベジチェック」を省内に設置し、来庁者に利用を呼びかけた。8月31日の「野菜の日」に関連した特別企画として9月30日まで実施する。

機器はカゴメが開発したもので、手のひらをセンサーに約30秒当てるだけ。皮膚に蓄積したカロテノイド量から推定野菜摂取量をはじき出し、充足度を表示する。

野菜摂取目標量は成人1日1人当たり350グラム以上だが、現状は平均280グラム程度。約7割の人が目標に達していないという。ベジチェックの設置場所は同省本館正面玄関の大型モニター付近。農水省は「必要量を正しく把握できていないことが野菜不足の一因」としている。

(本紙「ニッポン消費者新聞」9月1日号より加筆の上、転載)
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