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全葬連第66回大会、秋田で開催 地域密着型事業推進を確認

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全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長、会員葬儀社)は10月18日、秋田市で「全葬連第66回全国大会」を開催した。デジタル化の進展と、超高齢社会の中での環境変化を踏まえ、消費者の信頼性を重視する事業を推進していくことを確認した。

今大会には昨年に引き続き皇室の彬子女王殿下が出席、葬送文化を継承する全葬連の活動に賛辞を表明した。全葬連は経済産業省唯一の葬祭業を担う認可団体。地域密着型事業を特徴とし、本人・遺族への優しい弔いと納得できる葬儀の提供を目標に掲げている。

大会では、消費者の信頼を重視した葬儀のあり方が話し合われ、パネルディスカッションでは秋田県出身でエンバーマーの資格を持つタレントの壇蜜さんが参加、生活の中での葬儀の大切さを強調した。全葬連では今回の秋田大会を今後の事業展開のステップとし、会員葬儀社が消費者利益の擁護と業界健全化への方向性を確認し合う場と位置付けた。

社会のデジタル化によって全国一律の葬儀社紹介サイトなどによる不当勧誘・不当表示が横行していることに対し、細やかな地域事業を基本とする全葬連会員葬儀社の活動推進こそ重要、と確認された。

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