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【米国】家畜への「脱・抗生物質」停滞 削減目標の設定を要求🔒

U.S. PIRG
◎2021年の販売量、前年比1%減少にとどまる

家畜への使用が認められた抗生物質のうち、医学的に重要な抗生物質の2021年米国内販売量が前年比1%未満の減少にとどまることが、米食品医薬品局(FDA)の報告でわかった。非営利団体のU.S.PIRGは「薬剤耐性菌の脅威に対して迅速な行動が必要だが、近年、削減に向けた取り組みがほとんど進展していない」との声明を出し、FDAに長期的な削減目標の設定を要求した。

FDAがまとめた最新データによると、医学的に重要な抗生物質の21年販売量は約5989トンとなり、前年(約6002トン)からの減少率は1%未満にとどまった。10年前と比べて33%減少したが、販売量が最も少なかった17年(5559トン)からは8%近く増加し……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」1月1日新年特集号より一部転載)

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