徳島県が主催し、消費者庁が後援する「エシカル甲子園」。その今年度優勝校と特別賞受賞校の2校が1月24日、消費者庁を訪問した。新井ゆたか長官がエシカル消費の重要性や消費者庁の取組方針を説明、2校の生徒ら6人がこれまでの活動内容と今後の展望を報告した。エシカル甲子園は全国の高校を対象に毎年開催され、今回はその4回目。昨年12月に全国76校から選ばれた12校が徳島県に集い、エシカル消費の重要性を全国に発信した。
消費者庁でエシカル消費活動を報告する受賞2校の生徒たち（1月24日、消費者庁にて）
消費者庁に訪問したのは「エシカル甲子園2022」の優勝校であり特命担当大臣賞を受賞した宮城県農業高等学校と特別賞の徳島県立城東高等学校の生徒たち6人。SDGs（国連持続可能な開発目標）に取り組み、幅広くエシカル消費の重要性を訴える活動を展開してきた。
優秀賞の宮城県農業高校は水田用粒状肥料のコーティング包装剤として利用されているプラスチックを対象に、その低減をめざした活動を展開。3年間の取組成果として……（以下続く）
（本紙「ニッポン消費者新聞」2月1日号より一部転載）
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