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悪質ロードサービス業者に注意 損保協会北海道支部がチラシ啓発

インターネット上で格安料金をうたい、作業後に高額料金を請求するロードサービス業者とのトラブルが複数発生しているとして、日本損害保険協会北海道支部が注意喚起チラシを作成した。トラブル事例とともに消費者ホットライン「188」を掲載し、保険会社や消費生活相談窓口に相談するよう呼びかけている。

悪質業者はネット上に基本料金が低額であることを強調する広告を載せて誘引し、作業完了後に出張費や緊急対応費などの名目で加算して高額料金を請求してくる。キャンセルを申し出ても、「キャンセル不可」と説明したり、高額なキャンセル料を請求したりする。北海道立消費生活センターにもトラブル相談が寄せられている。

支部では関係機関と連携して消費者への注意喚起の取り組みを進める方針。あらかじめ信頼のおける事業者の情報(連絡先、サービス内容、料金体系)を調べておくよう呼びかけている。

(本紙「ニッポン消費者新聞」3月1日号より転載)
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