主要なスマートフォンの4割がプリントアウトした顔写真で画面ロックを解除できたことが、英国消費者団体Which?のテストでわかった。同団体は「2D写真で本人になりすますことができるため犯罪者が簡単にアクセスしてしまう」と指摘。セキュリティに不安のある端末を公開し、顔認証機能ではなくPINや指紋認証を使うようユーザーに呼びかけた。
テストは昨年8月以降、サムスン、モトローラ、ノキアなど大手ブランドのスマホ端末48台を対象に実施。プリントアウトした顔写真を用いて画面ロックが解除されるかを調べた。その結果、19台（39.5％）がログインできてしまい、同団体は「2D写真のような簡単に作成できるもので生体認証機能をだますことができた。セキュリティのレベルが不十分であることは明らかだ」と指摘した。
ロック解除が確認された端末は以下の通り。すべてAndroidスマホで、多くが廉価版から中価格帯の……（以下続く）
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