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【米国】ハリウッドの俳優ストライキ、消費者団体が支持を表明

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米ハリウッドで俳優や脚本家らが待遇改善を求める大規模ストライキを起こした問題で、古参の消費者団体ナショナル・コンシューマー・リーグ(NCL)は8月4日、映画俳優組合(SAG-AFTRA)と全米脚本家組合を支持する声明を出した。

NCLは「業界の幹部と出演者との賃金格差はこれまで以上に衝撃的な状況だ。ヒット作に貢献している多くの出演者や脚本家は生活がままならないほどの低収入や悪化する福利厚生制度のもと働かされている」と指摘。「俳優がストリーミング収益に参加する計画案について検討することさえ拒否している」として、映画テレビプロデューサー同盟(AMPTP)の対応を批判した。

NCLは1899年設立の古参消費者団体。消費者と労働者の社会的・経済的正義の保護を掲げて活動を続けている。

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