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消費者庁を提訴 機能性食品の事後検証データめぐり🔓

消費者庁

消費者庁の機能性表示食品事後検証報告書に対する情報公開請求訴訟が2月27日、東京地裁に提起された。

訴えたのは消費者委員会の初代委員で、主婦連合会の前事務局長・佐野真理子さん。開示請求対象情報は、消費者庁が2016年7月に概要を公表した検証報告書の中で、不開示とした商品名など。報告書概要版では科学的根拠が不十分、有効性根拠も不明確、及び成分量も表示通りでない、などの問題多い機能性表示食品の存在を明らかにしたが、商品名や関与成分名などは公開しなかった。

審査請求の過程で消費者庁側は「公開すると事業者の利益を害するおそれがある」「公開すると事後検証を実施する職員への外部圧力のおそれがある」など不開示の正当性を主張していた。佐野さんは…(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」3月1日号より転載)

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