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味の素、「捨てたもんじゃない!」グルメグランプリ開催

◎フードロス削減へ47都道府県と連携 29日まで一般投票受付

味の素は全国47都道府県の自治体と連携し、「捨てたもんじゃない!」グルメグランプリを開催している。余りがちなご当地食材を無駄なく使い切る47のレシピを使ったアイデアグルメを特設サイトで公開し、一般投票の結果をもとに1位を決定する。フードロス削減につながるレシピの認知度を高め、家庭での実践を促す狙い。2月29日まで投票を受け付け、3月に結果を発表する予定だ。

国内における2021年度のフードロス量は約523万トンで、そのうち47%が一般家庭からのもの。味の素はフードロス削減プロジェクト「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」を展開し、製品の製造過程で発生するフードロスの削減や家庭でのフードロス削減の応援に取り組んでいる。今回のグルメグランプリもその一環。

グルメグランプリ特設WEBサイトにはすでに47のアイデアグルメが公開されており、いずれもご当地食材を活かしたもの。熊本からはさつまいもを皮ごと使った「さつまいもとツナのコンソメ炒め」、埼玉からは深谷ネギを使った「ネギの青い部分で!パラっと炒飯」、奈良からはそうめんを無駄なく使った「ほうれん草のにゅうめん」がエントリーしている。さらに、フードロス削減のために立ち上がった全国のご当地キャラがサイト上に集結。シンガーソングライターのコレサワさん作詞・作曲のオリジナルテーマソングに合わせて、それぞれの地元食材の使い切りレシピを紹介する。

1月9日から始まった一般投票は2月29日までの受付。同社が運営する双方向型食コミュニティサイト「AJINOMOTO PARK」内の特設WEBサイトから投票できる。「食べてみたい」「応援したい」と思ったアイデアグルメを選び、「このグルメに投票する」ボタンを押すと投票完了となる。さらに、投票結果をSNSでシェアすることでご当地食材が100名に当たるキャンペーンも実施する。投票方法やキャンペーンの詳細は捨てたもんじゃない!グルメグランプリ特設WEBサイト参照を。

(本紙「ニッポン消費者新聞」2月1日号より転載)
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