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「消費者の権利裁判」第一回口頭弁論、消費者庁は訴え却下答弁🔓

東京地方裁判所

機能性表示食品の事後検証報告書の商品名などが不開示にされたことに対し、消費者が国を相手に情報公開請求を提起した裁判で、5月15日午前、その第一回口頭弁論が東京地裁で開かれた。被告の消費者庁側は、原告・消費者側の訴えを却下し、請求を棄却することなどを求める答弁書を提出。6月に準備書面を提出する予定とした。原告側が「消費者のための訴訟」と位置付けている裁判の審理がスタートした。

この情報公開請求裁判は主婦連合会参与の佐野真理子さんが今年2月、機能性表示食品の事後検証報告書に掲載された商品名などを求めて提訴した。提訴まで佐野さんと消費者庁との間で約1年半の交渉過程があり、その間、情報公開審査会が消費者庁の不開示決定を妥当とする判断を示している。

それを不服として提訴した佐野さんは…(以下続く)

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