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10年後の未来をデザイン 日本ヒーブ協議会40周年記念シンポ

一般社団法人「日本ヒーブ協議会」は発足40周年を記念し9月7日、都内でシンポジウムを開催した。生活者と企業のこれからを描くと題した「Design the Future」を発行した。ヒーブの歴史を踏まえ、ヒーブを活動を振り返りながらヒーブのめざす社会をデザインしたもので、具体的な取り組み指針も提起している。

日本ヒーブ協議会は設立40周年記念シンポジウムを開催した(7日、東京都千代田区丸の内にて)

記念シンポジウムには消費者・企業・行政のこれからをテーマとして安宅和人氏(慶應義塾大学環境情報学部教授・ヤフーCSO(チーフストラテジーオフィサー)、住田孝之氏(内閣府知的財産戦略推進事務局長)が参加、宮木由貴子氏(前ヒーブ協議会代表理事、第一生命研究所主席研究員)をモデレーターとしてそれぞれ考えを表明した。

40周年を契機に編纂・発行されたヒーブの「Design the Future」は、「生活者と企業とのパイプ役」としてのヒーブの特徴を「強み」として提示。生活者・企業人双方の立場に生活者視点からアプロ―チし、行政施策との関わりも踏まえて10年後の未来を描いた内容。

売り手と買い手の視点を併せ持つことで「ワーク・ライフ・エナジー」を生み出し、働く女性と企業、及び働く女性と暮らしという連携の中で「ワーク・ライフ・シナジー」を強化、ともに新しい価値を提示していくことを確認。生活者視点を基本に経営視点を加味したヒーブ活動の視点を重視し、生活者、企業、行政の関連性を創造した内容だ。このような未来を描くアプロ―チにもヒーブの特徴が反映されている。

(詳細はニッポン消費者新聞10月1日号で)

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