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ホクネット、「特定適格団体」申請へ 基盤強化へ寄付呼びかけ

札幌

適格消費者団体の消費者支援ネット北海道(ホクネット、松久三四彦理事長)は12月17日、特定適格消費者団体認定に向けた臨時の寄付を呼びかけた。認定を受けるための要件を満たすため、財務基盤を強化したい考え。

ホクネットは今年設立10周年を迎え、11月には適格消費者団体として3回目の更新申請を実施。これまでに不当条項の是正申し入れを延べ150件以上、差止請求訴訟を3件行うなど地方において活動実績を積み上げてきた。

現在、被害回復訴訟を担う「特定適格消費者団体」の認定申請に向けた体制準備を進めているが、認定を受けるための要件の一つである基礎財産が目標に届いていないという。認定に必要な額は概ね800万円と想定されているが、同団体が確保できたのは650万円弱。今年度中の認定申請を目指しており、広く寄付を募りたい考えだ。大嶋明子事務局長は「認定に向けての越えなければならないハードルは高いが、地方で特定適格消費者団体が誕生する意義は大きい」とコメントし、協力を呼びかけた。

寄付金は1口千円で何口でも。同団体は認定NPO法人のため、2千円を超える寄付は税額控除または所得控除の対象となる。
振込先は北海道労働金庫札幌北支店、口座番号4599228、口座名義は「特非)消費者支援ネット北海道 理事長 松久 三四彦」。郵便局は口座番号02720-0-45081、口座名義「特定非営利活動法人 消費者支援ネット北海道」。問い合わせはホクネット事務局(011・221・5884、担当・大嶋事務局長)まで。

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