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【英国】家庭で最も細菌に汚染されている場所 台所のアレ

英国の消費者団体Which?

家庭内で細菌の汚染が最もひどい場所はどこか――。英国の消費者団Which?が昨年実施した調査ではトイレではなく、意外な場所だった。

Which?は10代の子どもが2人いて、犬を飼っている家庭(英国の一般的な家庭を想定)の10地点からサンプルを収集し、分析を試みた。その結果、最も汚染されていたのがキッチンのスポンジ。大腸菌やエンテロバクター・クロアカなど有害な細菌が複数見つかり、専門家は「スポンジは細菌の繁殖に好都合なホットスポット。ほかの家庭でも同様の事態になっていると想定される」と推察した。

お湯で洗い流すだけでは細菌すべてを排除できず、繊維にしがみついた細菌はスポンジ内の食品カスを食べ、一晩のうちに再び増殖しているという。食器洗い機で高温処理するか、一晩漂白剤に漬けておくなどして、定期的に交換するよう呼びかけた。

そのほか有害な細菌が見つかったのはトイレの便座、やかんの取っ手部分、台所のごみ箱。専門家は台所とトイレの衛生管理をしっかりやるよう呼びかけた。細菌は湿気があると生存・増殖しやすく、まな板などは乾燥させることが重要だという。

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