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メイク用ミラー、太陽光が反射し火災 置き場所に注意🔓

東京消防庁

東京都内で、拡大鏡(凹面鏡)が付いた「メイク用ミラー」による収れん火災が起きたことが3月7日、わかった。凹面鏡に太陽光が当たると、思わぬ場所で光が収れんして出火する場合があるといい、東京消防庁は置き場所や取り扱いに注意を呼びかけている。

火災は今年1月、都内の共同住宅の一室で発生。女性が帰宅したところ室内がきな臭くなっていて、部屋の中のソファが燃えていることに気づいた。近くには凹面を持つ小型のメイク用三面鏡が開いた状態で置かれており、後日、現場で実験したところ、三面鏡が置かれている場所へ太陽光が差し込んで反射し、ソファの置かれていた位置に焦点を結んで煙が出ることが確認された。

女性が使っていた三面鏡はテーブルに置いて使用する小型のもの。左面に拡大率の異なる凹面鏡が組み合わされていて、1枚は拡大率2倍、もう1枚は拡大率3倍の鏡が用いられていた。持ち運びが容易なため、女性は場所を決めずに部屋の中で使っていたといい、ペットを飼っていたことから部屋のカーテンは開けたままにする習慣があったという。

東京消防庁によると、収れん火災は2018年までの10年間に61件起きていて…(以下続く)

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