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【米国】松の下に駐車しない 樹液から愛車を守る方法を伝授

コンシューマーリポート

米消費者情報誌コンシューマー・リポートは4月3日、自動車のボディを侵食する樹液の除去方法を紹介した。春は樹液の流れが活発になるシーズンであり、動物たちの活動も活発になるため、樹液、鳥のフン、虫の卵による被害が発生しやすいという。

同誌が勧める樹液除去方法の大原則は、見つけたらすぐに取り除くこと。数日間放置するのはご法度で、その間にダメージが増していく。第一段階はアルコールをしみこませた布でふき取ること。それでだめなら専門店で売っている除去製品(クリーナー)で対処する。専用クリーナーの効果が強力で、「コーティングや塗装を傷つける可能性がある。目立たない部分でテストし、最小限の使用量にとどめるよう調節しながら作業するとよい」とアドバイスした。除去後は石けんと水で作業部分を洗い流すとよいとした。

同誌によると、塗装技術も進歩していて「酸性雨からダストに至るまで環境による幅広い攻撃に耐えられるように設計されている」と強調。特にクリアコートは「化学的な攻撃に対しても素晴らしい耐性を備えている」と説明した。

塗装を守るためワックスで保護することは有効。テストでも、保護効果が数週間持続することが確認されている。同誌は「少なくとも季節が変わるごとにワックスをかけてほしい」とアドバイス。また、最も注意が必要な樹木として松の木を名指しし、「一年中樹液をしたたらせるので、松の近くに駐車しないことをお勧めする」としている。

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