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乳児死亡、安全設計に欠陥か 危険なベビーベッド🔓

下部に扉付きの収納部分があり、乳児の眠る位置の高さを調整できる木製ベビーベッドを使用中に、相次いで死亡・重症事故が発生していたことから、消費者庁は11月15日、国民生センターと連名で注意喚起情報を発信した。事故は6月と9月に起き、いずれも安全基準適合マークが付いていた製品。収納部分の扉のロックが不完全な場合に事故が発生するとして、扉のロック状態を確認すること、ロックが壊れていたら直ち当該ベビーベッドの使用を中止すること、などを呼びかけている。

ダミー人形を使った事故再現テストで危険性が明らかになった(15日、消費者庁にて)

消費者庁によると、この事故は6月と9月に発生。前者は生後8カ月、後者は9カ月の乳児が死亡と重傷を被った。消費者庁によると2件の事故に共通していたのは次の点だ。

「保護者が当該ベビーベッドに子供を寝かせて別室に移動後、子供の様子を見に戻った。保護者が子供を発見したときには当該ベビーベッドの収納部分の扉が開いていた。敷具と収納部分の上枠のすきまから子供の足から肩までがベッドの外に出て…(以下続く)

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