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ストローにもなるクッキー、ブルボンが開発 外食店に提案

ブルボン(新潟県柏崎市)はこのほど、ストローにも使えるトッピングクッキー「コロネクッキー」を開発し、業務用ルートから供給を開始したと発表した。ストローとして使った後は食べることができるため、プラスチックごみ対策につながる。外食店などに提案していく。

コロネクッキーは直径12~13ミリ、長さ200ミリのスティック型クッキー。ストローのような吸い上げ機能を持たせるため、素材選びから始め、同社が製造販売する中空のスティッククッキー「チュエル」をベースに開発していった。生地の成型と耐水性を均一化させる仕上げ製法に多くの時間を投入し、量産化を視野に入れた製造技術開発を行ったという。同社が長年培ってきた菓子の製造技術をもとに、製法特許申請中の独自技術や設備開発により製品化が実現した。

トッピング用クッキーとして使用できるほか、ストローとしてシェイクやスムージータイプのドリンクに利用できる。クッキーでできているためプラスチック製よりも耐水性は劣るが、使用後に食べることができて、ごみが発生しない。

箱詰め20本入りで、個包装には植物由来のプラスチックを一部使用した。賞味期限は7カ月、コールドドリンク専用。脱プラスチックはグローバルな課題になっており、ブルボンは「今後も製品開発やサービスの提供などを通じて心と体の健康づくりをテーマに取り組んでいく」としている。

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