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【豪州】皿洗い時の水使用量 食洗機のほうが少ない結果に

豪州消費者団体Choice

食器洗い機と手洗いとではどちらのほうが水を節約できるか――。豪州の消費者団体CHOICEは2月24日、食洗機のほうがシンクで手洗いするよりも水効率がいいとの調査結果を発表した。同団体は「消費者は日常的に水の節約を意識しているが、キッチンでの皿洗いについては再考が必要だ」と呼びかけた。

調査によると、食洗機は約13リットルの水を使用して144個の食器を洗浄。手洗いの場合、ドイツのボン大学の調査によると、同じく144個の食器を洗うと、平均約100リットルの水を使用することになった。ただし、これはあくまでも平均値で、33リットルの場合もあれば最大440リットルを使うケースもあったという。

食洗機は皿を満載にした場合、手洗いよりも水効率が非常に良くなるという。ただし、家族数が少ない場合、まとめ洗いができないのであれば、手洗いのほうが現実的だとしている。

同団体は「食洗機を使わずに手洗いをする時は食事ごとに皿を洗うのではなく、1日分をまとめて洗うほうが効率的。良い洗剤を選ぶことも重要で、長い目で見ればお金と水を節約できる」とアドバイスしている。

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