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冷凍果実の残留農薬テスト ぶどうなどから検出も基準値未満

スーパーなどで様々な冷凍果実が販売され、ヨーグルトにトッピングしたり、そのまま食べたりして利用されるているが、生鮮品と同じく、消費者にとって気になるのが残留農薬。そこで北海道消費者協会はぶどうやブルーベリーなど6種類の冷凍果実の商品テストを実施。その結果、ぶどう、ブルーベリー、りんごから農薬が検出されたものの、いずれも基準値未満であることがわかった。

残留農薬テストを実施した冷凍果実6種類15点(北海道消費者協会提供)

テストしたのはぶどう(3点)、ブルーベリー(5点)、りんご(1点)、マンゴー(3点)、いちご(2点)、パイナップル(1点)の6種類15点。412種類の農薬を調べ、基準を超えるかを確認した。

その結果、ぶどう、ブルーベリー、りんごのすべての検体(計9点)から農薬が検出された。一方、マンゴー、いちご、パイナップルは不検出だった。

検出された農薬で多かったのがシプロジニル(5点)、ボスカリド(5点)、フルジオキソニル(4点)など。いずれも殺菌剤として使われる農薬だった。農薬の検出濃度はすべて基準値を下回っていて、例えばシプロジニルでは基準値5ppmに対し、最大で0.36ppmだった。

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