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冷食で簡単・時短調理を提案 冷食ONLINEのレシピ特集

新型コロナウイルスの感染拡大による影響で在宅時間が増える中、販売を伸ばしているのが家庭用の冷凍食品。冷凍庫から取り出して、さっと調理できるのが大きな魅力だ。日本冷凍食品協会(東京都中央区)は消費者向けの冷凍食品情報サイト「冷食ONLINE」で簡単・時短レシピを特集し、忙しい時や疲れた時、暑い夏の調理軽減に冷凍食品の活用を提案している。

スマートフォンからも閲覧できる日本冷凍食品協会の情報サイト「冷食OMLINE」

冷凍食品は買い置きができる上、急速凍結により旬の栄養価をしっかり保持するという優れた特性がある。また、洗う・切る・加熱するなどの前処理がしてあるので、調理の手間が省け、時短が可能。食べたい時に必要な分だけ使うことができるので食品ロス削減にも貢献できる。こうした手軽さや安全面などの認知度が向上し、近年は子育て世帯や高齢世帯をはじめ、単身世帯、働く女性などから支持を伸ばしている。

こうした中、「冷食ONLINE」で簡単・時短レシピを特集。「いつもの食卓を冷凍食品で調理時間を短縮させ、自分の時間や家族の団らんの時間の充実につなげてほしい」と呼びかけた。

紹介されているレシピはいずれもスピーディに作れるものばかり。例えば「超簡単!水餃子マヨポン」は冷凍水餃子をお湯で茹で、ぽん酢とマヨネーズをかけるだけ。もちもちとした皮が主食代わりにもなる。また、「超簡単あんかけ焼きそば」は、冷凍中華丼の具をカリっと焼き上げた焼きそば麺に乗せた本格メニュー。具だくさんで食べ応え抜群だという。初心者でもあっという間に作れるのも大きなポイントだ。

同サイト内の特集では、消費者に関心の高いテーマを取り上げ、タイムリーに情報を発信している。在宅介護に精通した管理栄養士による、「在宅介護と冷凍食品」では栄養のある冷凍食品の活用を提案。「解決!冷凍食品の解凍にまつわる疑問」では電子レンジの正しい使い方などを伝授している。

冷凍食品は「手抜きではなく手間抜き」。家庭用の生産量が年々増加しており、販路もコンビニやドラッグストアなどに拡大中。日本冷凍食品協会は「冷食ONLINE」や毎年恒例の「冷凍食品の日」などを通して、さらに身近になった冷凍食品の活用を呼びかけていく方針だ。

(本紙「ニッポン消費者新聞」7月1日号より転載)

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