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【英国】有機ELテレビ過去最安値 消費者団体「今が買い時」

英国の消費者団体Which?

美しい画像が魅力の有機EL(OLED)テレビが現在、過去最安値になっているとして、英国の消費者団体Which?がソニー、パナソニック、LGの3製品について「今こそ購入する時だ」と買い推奨を出した。いずれも昨年に発売されたモデルで、「優れた機能を持ちながら価格は割安。テレビは発売後に段階的に製造が中止されていくため、見逃すとやがて購入できなくなる」と指摘している。

同団体が最初に推奨したのはソニー「KD55AG8BU」。発売時は2299ポンドだったが今は1199ポンドと半値になっている。音響へのこだわりが斬新で、テレビの様々なポイントから音を発するのが特長。映像画面の端で爆発があると、その場所から音が出るという。

次いで、パナソニック「TX-55GZ950B」を紹介。パナの伝統的なデザインを持つこのテレビは発売時の1799ポンドが1099ポンドになっている。同団体は「デザインは最先端ではない」としながらも、中身は高機能だと評価。パナの画質への野心が感じられる製品だとし、色やコントラスト、ディテールなどは見事だと紹介した。

最後にLG「OLED55B9PLA」。3製品のうち最も安い1098ポンド(発売時は2000ポンド)となった。同製品については「LG製品の高位モデルと同水準の性能を持つ」とだけ紹介し、なぜか残りの大部分をソニーとパナの歴史について記載。同団体は「ソニーやパナに先んじて有機ELを投入したLGだが、最高品質のスマートフォンを販売するAppleも最初にスマホを作った訳ではない」と説明。「ソニーとパナは業界をリードしてきたテレビ製造の豊富な歴史がある。近年はLGとサムスンに席巻されているが、2社の能力が衰退したことを意味しない」と強調した。なぜLGだけこのような製品紹介文になったのかは不明。

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