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若者に人気のパフバー電子タバコ、米当局が取り締まりへ

コンシューマー

米食品医薬品局(FDA)は7月20日、10代の若者に人気がある「パフバー(Puff Bar)電子タバコ」が承認を得ずに販売されているとして、パフバー社を含む販売10社に市場からの回収を求める警告書を出した。15営業日以内に販売停止などの行動計画の提出を求め、対処が見られない場合は差し止めや差し押さえなどの措置も辞さない構えだ。

パフバーは5%ニコチン塩を含有し、フルーティー・フレーバーと使い捨てが特徴の電子タバコ製品。リキッドとして、マンゴーやピンクレモネード、ストロベリー、クールミントなど様々なフレーバーが食品パッケージを模して販売されるなどして、10代の若者の間で人気となっていた。

米国では2016年8月以降、新しいたばこ製品を販売するには連邦食品医薬品化粧品法(FD&C法)に基づき、FDAの承認を得る必要がある。FDAがパフバーのウェブサイトを調査したところ、未承認の電子タバコを製造して、消費者に販売・配布していることが確認されたという。

FDAは新型コロナウイルスの影響で小売店への検査などを一時中止していたが、「継続的なインターネット監視により、電子タバコ製品の取り締まりは続けている」と強調。「今回の取り締まりが示す通り、我々が注意深く監視していることをすべてのたばこメーカーと販売店は肝に銘じるべきだ」と警告している。

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