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レジ袋、有料化後も「変わらず利用」は2.8% 消費者庁調査

消費者庁

7月1日に有料化されたレジ袋について、「現在も変わらず利用している」と回答した人は全体の2.8%だったことが、消費者庁のモニター調査でわかった。理由については「ゴミ袋として再利用する」が最も多かった。

調査は8月6日~10日、全国の物価モニター2000人を対象に行い、1385人が回答した。普段利用する店舗でのレジ袋に関する行動を尋ねた。

その結果、「7月よりも前からレジ袋を辞退するようにしていた」人は65.2%にのぼり、「7月以降に辞退するようにしている」(32%)を加えると97%以上の人が辞退を心がけていることがわかった。「現在も変わらずレジ袋を利用している」人は2.8%だった。

有料化後もレジ袋を利用する理由については「ゴミ袋として再利用するから」が66.7%で最も多く、「手ぶらで買物に行きたいから」(46.2%)、「汁こぼれや衛生面が気になるから」(30.8%)などと続いた。

回答者全員にマイバッグの利用の際に注意している点を尋ねた項目では、「会計後の袋詰めは、自分で行う」(75.7%)、「汁漏れが心配な肉や魚、土が付着している野菜などはポリ袋に入れる」(75%)が上位を占め、「冷たい物はまとめて入れて、温かいものと密着しないようにする」(54.1%)が続いた。農林水産省が食中毒予防として呼びかけている「定期的にマイバッグ等の洗浄や消毒を行う」は4位となり、40.5%だった。

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