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キッズデザイン賞237点発表 新しい生活様式への対応提案

キッズデザイン協議会は8月21日、子どもの安全・安心や成長発達に役立つ製品やサービスを顕彰する「第14回キッズデザイン賞」の受賞作品237点を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で新しい生活様式が推奨される中、おうち時間を豊かにする玩具や遊具、住宅関連設備などの応募が増加傾向にあった。内閣総理大臣賞や消費者担当大臣賞などの優秀作品は9月30日に発表し、表彰式を行う。

今回は応募期間中に緊急事態宣言が発令されるなど、例年とは大きく状況が異なる中、企業や自治体、教育機関、NPOなど幅広い団体から390点の応募があった。

審査委員(審査委員長・益田文和氏)が子どもへの安全配慮や機能性、有用性などを審査した結果、237点をキッズデザイン賞に選定。9月30日には、受賞作品の中から最優秀賞の「内閣総理大臣賞」など優秀作品を発表し、表彰する。

今年の応募作品は、新型コロナ禍で新たな課題に直面する中、おうち時間を豊かにすることに貢献する製品やサービスの応募が増加傾向にあった。また、SDGs(持続可能な開発目標)の実現を目指した取り組みに関する応募も増加傾向にあり、子どもと一緒に未来の地球や社会を考える動きが見られたという。

キッズデザイン賞の累計応募数は5376点、受賞数は3205点となった。9月30日の表彰式は例年通り六本木アカデミーヒルズでおこない、オンラインでの開催も予定している。

昨年開催された「第13回キッズデザイン賞表彰式」の様子

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