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ダイドー、抗ウイルス対応自販機展開へ 駅やSAなどに1万台

ダイドードリンコは8月25日、公衆衛生の高まりに対応するため、「抗ウイルス対応自動販売機」の展開を始めたと発表した。

手で触れる商品選択ボタンなどに特殊なコーティング剤(抗ウイルス剤)を施した自販機を展開し、安心して飲料を購入してもらう取り組み。鉄道関連施設や高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)などに優先的に配置していき、約1万台を展開する予定だという。抗ウイルス対応自販機には「抗ウイルス抗菌加工済みステッカー」を貼って周知する。

抗ウイルス対応自販機に貼る「加工済みステッカー」(報道発表資料より)

塗布するコーティング剤は、ヤマモトホールディングス(千葉県松戸市)が開発した「ドクターハドラス」。塗布すると空気と反応して高純度のガラス皮膜を作る仕組みで、汚れや傷を防ぐとともに、抗菌・抗ウイルス性を発揮。その効果は約5年間持続するという。同商品は抗ウイルス性・抗菌性・安全性を認証する「SIAAマーク」を取得しているという。

ダイドーはこれまでも、巡回時に消毒剤を塗布する対応を取ってきたが、昨今の公衆衛生意識の高まりに対応したとしている。

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