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交通事故多発ワースト1は難波交差点 損保協会が最新版公表

21日から始まる秋の全国交通安全運動を前に、日本損害保険協会は9月16日、「全国交通事故多発交差点マップ」の最新版を公表した。2019年の人身事故データをもとに集計したところ、大阪府の「難波交差点」が全国ワースト1位となった。

損保協会は2008年度から全国交通事故多発交差点マップを毎年公表している。地図メーカーのカーナビデータとしても採用され、ドライバーへの注意喚起などに活用されている。

最新版では2019年に発生した全国の交差点における人身事故を集計した。それによると、ワースト1位は23件の人身事故が起きた大阪府の難波交差点。追突事故や左折事故が発生し、前方の安全確認不足や車間距離不足などが原因だった。いずれの事故も軽傷だった。

ワースト2位は、それぞれ16件の事故が起きた3カ所。大阪府の法円坂交差点、同じく大阪府の東天満交差点、香川県の東山崎町交差点となった。ワースト10位までに大阪府の6カ所の交差点がランクインしていた。

マップは日本損害保険協会ホームページで閲覧できる。都道府県別・交差点ごとの傾向や事故状況、事故予防方策などが示されており、同協会は過去データとあわせて幅広い活用を呼びかけている。

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