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酒税改正も追い風 「キリン一番搾り・糖質ゼロ」販売絶好調

10月6日に新発売された「キリン一番搾り・糖質ゼロ」の販売が絶好調のようだ。

キリンビールは12日、一番搾り・糖質ゼロが発売からわずか5日で65万ケースを突破したと発表した。年間120万ケースを目標としていたが、5日で約5割強を達成した形。ビールとしては国内初となる糖質ゼロを実現し、新たな価値を広げる商品として消費者から高い評価を受けた。10月の酒税改正でビールが減税となったことも追い風となった。

キリン一番搾り・糖質ゼロは新型コロナ禍での健康志向の高まりや家飲み需要をとらえた商品。5年の歳月をかけて試験醸造を繰り返し、「糖質ゼロ」と「おいしさ」の両立を実現した。糖質オフ・ゼロのビール類ユーザーからの試し飲みニーズも獲得し、「新しいスタンダードになる」「革新的な商品」、「味も大満足」「おいしく飲めて、うれしい」などの声が寄せられた。販売ルートもスーパーやコンビニに加え、ドラッグストアでの採用が広がり、流通業界からビール市場活性化への期待が高まっているという。

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